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ゲームマーケット2016秋に行ってきた [ボードゲーム]

ゲームマーケット2016年秋に参加してきました。今回は出展者側ではなく、一般参加です。
その代わり、3人の子どもを連れていきました。その様子を簡単にまとめたいと思います。

■2週間前
家のカレンダーを見て、12月11日の予定が空いていることに気付きました。
おそるおそる「子どもたちを連れいていくからビッグサイトに行ってもいいなぁ」とうちの奥さんに持ちかけてみたところ、想定外にも「いいわよ」と好感触。
もちろん条件は子ども3人を僕ひとりで面倒を見ること。うちの奥さんは4人目の子どもとお留守番です。
快諾してもらえたことに感謝しつつ、機嫌を損ねれば即座に前言撤回される恐怖に2週間耐え忍び、ついに当日を迎えました。

■ゲームマーケット当日
午前中は子どもたちの習い事があったので、午後からゲームマーケットに参加することにしました。会場に着いたのは13時ちょうどでした。

ブースがある東-7に入ると入り口はグループSNEさん。いきなりオオカミのコスプレをした柘植さんを発見。お話を聞くと『フルムーン』という人狼ゲームのプロモーションのためにオオカミの恰好をしているのだとか。うちの子はオオカミに興味津々で、しゃがみこんでオオカミの足を触っていました。

グループSNEを後にして、端っこからブースを回っていくと、ばったりサイゴウさんに再会。サイゴウさんは僕の『ふしぎの森のおんがくたい』を気に入ってくださり、ボー研のお便りコーナーを通じて知り合った友達です。翻訳のお仕事をされていて、最近の僕が作るボードゲームの英訳はサイゴウさんにお願いしています。そんなサイゴウさんとの再会を喜ぶのも束の間、隣にはジョン・パワーさんが! ジョンさんは日本のゲームをBGGに紹介する取り組みをされていて、僕も何度もお世話になっています。今回日本に来られるので、「お会いしたい」とtwitterで連絡していたところでした。会いたかった人に会えてよかったです。

ジョンさんとの挨拶を終え、さらにブースを巡っているとりんちゅさんに遭遇! 「いつ来日したの~」というように、久々の再会を喜ぶわけですが、子どもたちはそろそろ限界。目の前にゲームがあるのに、お預けを食らっているわけですから当然です。りんちゅさんにお願いして、ぺけさんの新作『このこどこのこ?きのこのこ』を遊ばせてもらいました。不思議な形をしたきのこを、親が勝手に名前を付けて子に当ててもらう『ナンジャモンジャ』のようなカルタです。生足を出しているイカみたいなキノコを「エロいイカ」と表現して分かり合えた時は、親子で連帯感が生まれました。ぺケさんいいゲーム作ったなぁ。

ぺけさんのゲームを終え、ブースを回っているとCygnusさんのブースを発見。
コンポーネントの相談などにのってもらうなどお世話になっているので挨拶しようと思ったら、子どもたちがダイスタワーに釘づけ。下の二人の子が入れ代わり立ち代わり、何度も何度もダイスタワーにサイコロを入れ、楽しみました。あんなにダイスタワーに食いつくとは思わなかった。。。
ずっと占拠するわけにもいかないので、やっとの思いで子どもたちを引きはがし、挨拶もそこそこに次のブースへ行きました。

しばらく会場を歩いているとボードゲームアイドルのらめるまんと遭遇。らめるまんは先月のBOD(ボードゲームの面白さ伝えるの大好き選手権)に参加されていたので、僕は同じ戦友のような感覚でいます。
ちょうどご自分がイラストを描かれた『てんしのたまご』というゲームの試遊をなさっていたので、子どもたちと参加させてもらいました。
『てんしのたまご』は交渉でプレイヤー同士でもカード交換ができるポーカーのようなゲームです。交渉の時に嘘がつける<<小悪魔>>のカードが曲者で、ゲームにアクセントを与えてくれます。
僕が「赤と黄色を交換してください」と持ちかけ、らめるまんが快く受けてくれたので、僕の持っていた<<小悪魔>>を渡したら、向こうも<<小悪魔>>を出してきた。。。やるな、らめるまん。ボードゲームアイドルではなく、ボードゲーマーアイドルと言っても過言ではないでしょう。

らめるまんのクロスカウンターの余韻を残したまま、会場を回っているとJELLY JELLY Cafeの白坂さんがブースにいらっしゃいました。
挨拶もそこそこに子どもたちと試遊です。取り出してくれたのは『JELLY』というJELLY JELLY Cafeオリジナルゲーム。7色の色だけのカードを使ったカードゲームです。いろんなゲームが遊べるのですが、その中からカルタ遊びを遊びました。親が色を提示して、その色のカードを場からすべて取り合うというアクションゲームです。バーゲンセールのようなあわただしさが楽しかったです。
3人の子連れを見て、瞬時にこのゲームをぶつけてくる白坂さんは流石です。

コンポーネントが目立つ『ネコのきょうだいのひっこしやさん』を遊ばせてもらいました。
豪華コンポーネントで遊ぶ『将棋崩し』のようなゲームです。子どもの性格の違いがプレイスタイルに大きくあらわれました。几帳面な長男は慎重に、おおざっぱな長女は大胆に。兄弟でもだいぶ違います。長男は長女のプレイスタイルを怒ってましたけどね。。。

テンデイズのタナカマさんがブースにいらっしゃったので挨拶をしました。
タナカマさんは「おじちゃんがねぇ、パパが作った『朝まで総選挙』っていうゲームの名前を考えたんだよ」と子どもたちに自己紹介してました。10年前の懐かしい思い出です。
タナカマさんにはブースに並んだゲームをいくつか説明してもらいました。タナカマさんに聞くとどのゲームも全部面白く感じて、油断すると財布がすっからかんになってしまう! おそるべきセールストークです。

まだまだ東-7のブースを全部回ったわけではないのですが、子どもたちがどうしても東-8に行きたいというので根負けして東-8へ。
まずはねこまどさんのブースで『どうぶつサッカー』を遊ばせてもらいました。2人用ゲームなので長男と長女が対戦。
その間、次女はパパと『どうぶつパズル』で遊びました。そしたら、次女が『どうぶつパズル』に大はまり。いくら言ってもその場から離れようとせず、最後には泣き出す始末。次の機会に買ってあげるとなだめて隣のブースに行きました。

隣のブースは「ゆうもあ」さんでした。
長男が「これ知ってる~」というので『ドブル ハリウッド版』を試遊しました。「見つけた。さんかく!」「さんかくってどれ? あぁ、ピラミッドのこと!?」子どもたちはピラミッドがわからなかったみたいです。確かに教えたことないし、話題にしたこともないかあらなぁ。
この『ドブル ハリウッド版』を遊ぶまでは『ドブル スターウォーズ版』が欲しくてたまらなかったのですが、誰も遊んでくれないだろうということに気づき、途端に『スターウォーズ版』の購買欲が失われました。。。

装置が大掛かりな「KENNEDY」さんのゲームに子どもたちは釘つけ。
ビー玉を空に向かって打ち上げるアクションゲームです。今回はデモ展示ということらしいので、今後が楽しみです。

さらにブースを進むと「アソビcafe」さんのブースがありました。
オーナーのだてあずみさんがニワトリの格好をしていたので、子どもたちはニワトリの尻尾が気になって仕方ないみたいでした。
「そこから卵出るよ」「あかんあかん、そこからはう○ちしか出えへんよ。こらぁ、何言わすねん!」みたいなくだらない会話をしてその場を去りました。

次は「ドイツゲームスペース」さんに行きました。『クリカド』という珍しいバランスゲームに引きづり込まれるようにして立ち寄ったのですが、他の方が遊ばれていたのでそれは断念。
長男と長女は『バウンズオフ』を他の親子と遊びました。で、その間、僕は何をしていたかというと机の上に置いてあった『ハムスター大相撲』で遊んでました。次女がハムスターに餌をあげるのが気に入ってしまい、そこから引きはがすのに非常に苦労しました。

そんなこんなで残り45分になってしまいました。
急いで東-7に戻り、見ていないブースを回りました。まず最初に行ったのは「操られ人形館」さんです。
常時さんご家族がいらっしゃいました。常時さんのとこのお子さんと遊んだり、チョコレートをもらったりと井戸端会議をしました。
「常時さんは子ども向けゲーム作らないんですか?」
「作るとしても操られ人形館とは別レーベルですねぇ。操られ人形館のコンセプトから外れますから」
できるゲームデザイナーはブランド戦略もちゃんとしてます。さすがです。

台湾からのブースに『壬辰の戦い Far East War 1592』というゲームがありました。それにはお城の形をした豪華なダイスタワーがついていました。
Cygnusさんでダイスタワーにはまった子どもたちは、ここでもお城のダイスタワーにはまります。ダイスタワーばかりで遊んでしまい、インストラクターの方を困らせてしまったと思います。申し訳ございませんでした。

となりの机では『調香師(パフューマー)』の試遊卓があり、噂の香りつきのタイルを嗅がせてもらいました。匂いに特徴があるシナモンやラベンダー、ローズなどがあり、結構匂います。これで2年間もつというのだからすごい。
以前、アロマ用のオイルを使って人狼のようなゲームを作ろうと思っていましたが(狼役がアロマオイルの蓋をあけて、村人が誰が狼かを当てるゲーム)、液体は扱いづらくて頓挫していたアイディアでした。
このコンポーネント使ったら面白いものができそうです。

そんなこんなで他にも色々な人とあいさつをしていたら、あっという間に閉会。
出店者側もおもしろいけど、参加者側の方がもっと面白いというのがわかったゲームマーケットでした。

■結論
子どもは着ぐるみとダイスタワーに弱い

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