SSブログ

『もぐらのすごもり』 予約受付について [ボードゲーム]

ボックスアート

ゲームマーケットで子ども向けゲームがどれくらい売れるかわからず、ゲームマーケット2015大阪では十分な数をご用意できず、申し訳ございませんでした。

そこで、一ヶ月限定ですが、予約受付をしたいと思います。ゲームマーケット2015春では「ワンモアゲーム!」さんのブースで委託販売させていただく予定ですが、当日発売分は少ない予定ですので、この機会にご予約ください。

◆予約受付期間:3月16日〜4月15日23時59分

◆ゲームマーケット2015春 「ワンモアゲーム!」さんのブースに14時までに来られる方
 ◇価格:1000円
 ◇支払方法:「ワンモアゲーム!」さんのブースにて現金支払い
 ◇予約受付フォームはこちら

◆郵送をご希望の方
 ◇価格:1800円 【輸送料、梱包費込み】
 ◇支払方法:リンク先ショッピングサイトによるクレジット払い
 ◇郵送時期:4月16日以降順次郵送
 ◇予約受付フォームはこちら

みなさまのご予約をお待ちしています。

ゲームマーケット2015大阪のお礼 [ボードゲーム]

販売の様子

ゲームマーケット2015大阪に参加された皆様、お疲れ様でした。

今回のゲームは子ども向けゲームということで、製作個数をかなり抑えたところ、あっという間に完売となりました。買ってくださったみなさま、ありがとうございました。
また、手に入れたかったのに手に入れることができなかった方には、心よりお詫び申し上げます。

再販も考えていきたいと思いますので、準備ができ次第報告させていただきます。
今後とも、よろしくお願いします。

『もぐらのすごもり』の告知 [ボードゲーム]

ボックスアート

■ゲーム概要
 もぐらが巣ごもりをするために、ちょうどいい穴を探しています。
 もぐらはちょうどいい穴を見つけることができるでしょうか。
 このゲームはもぐらが描かれたチップを1m先のコップの中に投げ入れる
 アクションゲームです。

■ゲーム情報
 プレイ人数:2人
 プレイ時間:10~15分
 対象年齢:6歳以上

■ゲームマーケット2015大阪での頒布について
 ブース番号:C-40 「たなごころ」さんにて13時~14時の間に販売 
 頒布価格:1000円

■ルール
ルール

■内容物
 厚紙タイル:16枚(緑:8枚、赤:8枚)
 コップ:6個
 ひも:1本(1m)

■クレジット
 ゲームデザイン:佐藤敏樹
 アートワーク:井上 磨


『もぐらのすごもり』ができるまで [ボードゲーム]

唐突ですが僕は『カーリング』が好きです。
15年ほど前、僕は東京都のカーリング協会に所属して、オリンピックを目指してました。
ウソのようですがホントの話です。
東京は『カーリング』の競技人口が少ないので、『カーリング』をやろうと思っても、遊びで『カーリング』ができるような場所はなく、『カーリング』をする人はみな競技者になるしかないのです。
『カーリング』は刻々と変わる氷の状態をよんだり、相手にプレッシャーを与える投げ方をしたり、仲間のスキルや精神状態を考慮した上で作戦を立てたりと非常に面白いスポーツです。
ただ、氷がないとできないという非常に大きな壁があります。
『カーリング』に似たスポーツに『ペタンク』というスポーツがあります。これは金属製の球を投げて、なるべく的(まと)に近づけるというスポーツです。また、『シャッフルボード』という船の上で遊ぶレクリエーションゲームも『カーリング』に近いです。ただ、いずれも広い場所を必要とし、気軽に遊べるものではありません。

さて、今から5年ほど前、たまたま見ていたアド街ック天国で『ビアポン』というゲームを知ります。『ビアポン』とはボーリングのピンのように並べたコップ(ビール入り)にピンポン玉を投げ入れるというゲームですが、僕はこのゲームがすごく気に入りました。『カーリング』や『ペタンク』、『シャッフルボード』に似たゲーム感を感じたからです。そして、何とか家でできないものかと考えました。
ビアポン協会の方に連絡して、ビール無しで『ビアポン』を練習する方法などを教わり、いろいろ試行錯誤しました。そして、最終的に思いついたのが、紙コップに紙製のチップを投げ入れるというものです。ただ、紙コップだと軽いので紙コップの底におもりを入れて遊びました。

その後、一人テストプレイを繰り返し、特殊チップを作ったり、得点方法を変えてみるなど色々試しました。が、シンプルが一番ということで今のルールに落ち着きました。ここまでが3年くらい前の話です。この頃はドラゴンが自分の巣を守るというテーマを考えていたので『ドラゴンスロウ』という名前で呼んでいました。

2年ほど前、IKEAに行った時、色とりどりなプラスチック製のコップを見つけました。6個セットで199円でした。とりあえず1セットだけ買い、家で『ドラゴンスロウ』を遊びました。適度な重さがあり、コップの底におもりを入れなくても遊べます。「これだー」と叫び、次にIKEAに行ったときにコップを大量買いしました。ただ、うちの奥さんにコップを大量買いすることをなかなか切り出せず、初めてこのコップに出会ってから大量買いするまで半年かかりました。

チップは萬印堂さんから仕入れることにして、量産のめどが立ちました。小さい子どもたちとこのゲームを游びたいと思っていたのでテーマを考え直しました。うんうんと唸っていたところ、穴に入っていくもぐらのイメージが浮かびました。またもや「これだー」と叫び、早速友人のおさむさんにイラストの依頼をしました。ここまでが半年前の話です。

そしてかわいいイラストが出来上がり、『もぐらのすごもり』が誕生しました。
ぜひ皆さん、もぐらたちと遊んでください。

艦おけ さとー家バージョン [ボードゲーム]

芸無工房さんの『艦おけ』というゲームを家庭用にアレンジしたゲームが、いま我が家でヘビーローテーション中です。
もともとの芸無工房さんのゲームは洗面器ゲーム -システム的にも洗面器ゲームですし、コンポーネント的にも洗面器を使ったゲームです- なのですが、船が沈むところが楽しかったのでそこだけ抜き出したさいころゲームにして4歳児と遊んでいます。

誰を攻撃するかというさいころと、どんな武器で攻撃するかというさいころの2個を振って船を攻撃していきます。
kanoke

沈む時は非常に楽しいです。


すごく面白いゲームです!

ゲームマーケット2014春のお品書き [ボードゲーム]

ゲームマーケット2014春にさとーふぁみりあブースで頒布する予定のものをリストアップします。

【新作】
 ・死神セクト:1,800円
 ※予約受付中。
 ※先着予約特典として、死神ステッカーをお付けします。
 (既に予約されている方には漏れなくお渡しします)
 以下の予約フォームから予約を申し込んでください。
 予約フォーム
sticker_死神セクト.jpg

【委託販売】
 ・詠み人知らず便利帳(赤、緑):200円
 ・卓の細道(既刊第一集、既刊第二集、新刊第三集):100円
 ・セブンスナイト塗装済み完成フィギュア:15,000円⇒14,000円(GM特価)
mMI-3uWs.jpg
 ・SPIELステッカー:200円
sticker_SPIEL.jpg

【非公認スタンプラリー】
 さとーふぁみりあで販売するものを1つ以上お買い上げいただいた方にスタンプを押します。
 また試遊卓で遊んでいただいた方にもスタンプを押します。

【非公認スタンプラリー特典】
 スタンプを3個集めた方は「卓の細道」か「SPIELステッカー」をプレゼントいたします。
 ・卓の細道3点セット:先着3名様
 ・SPIELステッカー:先着30名様
卓の細道セット.jpg

上記以外にも午後は中古ゲームを販売するかもしれません。

6月1日は是非さとーふぁみりあのブース(D-32)までお越しください。
よろしくお願いします。

『死神セクト』の予約 [ボードゲーム]

GrimReaperSect.jpg

■ゲーム概要
 天使と悪魔、そして死神が魂を奪い合うゲームです。
 だましあい、読みあい、小気味良いジレンマがつまったゲームです。

■ゲーム情報
 プレイ人数:3人~4人
 プレイ時間:15分
 対象年齢:8歳以上

■ゲームマーケット2014春での頒布について
 ブース番号:D-32:さとーふぁみりあ
 頒布価格:1800円
 
 ※ご連絡
 ゲームマーケット2013年春に頒布した『死神コイン』に封入していた
 リアル「死神コイン」による割引はゲームマーケット会場での『死神セクト』購入時に有効です。
 『死神コイン』を購入された方は、是非リアル「死神コイン」をご持参ください。
coin.jpg

■ルール説明動画(2分21秒)


■ルールブック
 以下のサイトからダウンロード可能です。
 ルールブック(PDF版)

■内容物
 カード:99枚
 ハンターカード:72枚(18枚×4人分)
 魂カード:24枚
 陣営表示カード:2枚
 スタートプレイヤーカード:1枚

■クレジット
 ゲーム原案:白紙
 ゲームアレンジ:佐藤敏樹
 アートワーク:長谷川登鯉

■予約方法
 以下の予約フォームから予約を申し込んでください。
 予約フォーム

 5月31日21時まで予約を受け付けます。一定数に達した場合は早めに予約を締め切る可能性があります。
 お一人様につき3個までの予約とさせていただきます。
 こちらからのメール返信をもって予約完了となります。
 予約をされた方は当日14時までに受け取りにきてください。連絡なく14時までに来られない場合は、取り置き分を一般販売に回させていただきますので予めご了承ください。

■Q&A
Q:カードサイズを教えてください。
A:56ミリ×87ミリです。(アミーゴのカードサイズとぴったり同じです)

Q:スリーブを入れても箱に入りますか?
A:スリーブにより厚さが増すため、全てのカードを箱に収めることは出来ません。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

テストプレイのスタイル [ボードゲーム]

テストプレイのスタイルは人それぞれですが、最近の私たちのスタイルは、①脳内テストプレイ、②一人テストプレイ、③クローズドテストプレイ、④オープンテストプレイを繰り返していくというものです。

ゲームが誕生する前は脳内テストプレイが圧倒的に多く、「これは行けそうだ」となると、コンポーネントを作り、自分一人で手を動かしてテストする一人テストプレイを行います。手を動かすと脳内だけではわからなかったことが分かるようになります。ノートにゲームアイディアを書いているときは「面白そうだ」と思っても、実際に遊んでみると「これは作業感ばかりで、ゲームとして面白さがない」など気づくことが多々あります。
この脳内テストプレイと一人テストプレイを幾度となく繰り返し、自分なりに「面白そう」というものが出来上がったら身内だけでテストするクローズドテストプレイを行います。そして、クローズドテストプレイでも「これは面白そうだ」と判断できたら、オープン例会などに持ち込み、いろいろな方から意見をいただくオープンテストプレイを行います。

ある程度ゲームの骨格が出来上がっても、①脳内テストプレイ、②一人テストプレイ、③クローズドテストプレイ、④オープンテストプレイの順序は変わりません。ただ、ゲーム開発の後工程になるほど、オープンテストプレイの比重(時間)が大きくなります。

さとーふぁみりあのゲームを作る上で一つ特徴的なのが、私自身が家庭の事情でオープン例会にほとんど出席できないということです。この不足分をご近所にお住いの長谷川さんに補ってもらっています。長谷川さんはアートワーク担当ということになっていますが、ゲームデザインにも深く関わられており、ゲームデザインは私と長谷川さんのダブルネームにした方がいいかもしれません。この場を借りて長谷川さんにお礼を述べたいと思います。

長谷川さんにオープンテストプレイをお願いしていることで、時折奇跡が起こります。
次回は『死神セクト』に登場する「魂カード」の数値に関して、その奇跡を紹介したいと思います。

testcard.jpg

上記は一人テストプレイで使用していたカードです。いつもA4の厚紙に16枚のカードをインクジェットで印刷してカッターで切ってカードにします。使っているソフトはフォトショップとパワーポイントです。

『死神コイン』のスクラッチ&ビルド [ボードゲーム]

今回の『死神コイン』ではweb上でアンケートを取りました。
アンケートには合計8名の方に答えていただきました。貴重な意見をいただき、ありがとうございます。

アンケートの結果で一番重視しているのが「面白かったですか」という質問でして、8票中5票が面白い、3票が面白くないという回答をいただきました。「スクラップ&ビルドで根本から作り直すべきだ」という手厳しい意見もいただきました。最初は「スクラップ&ビルドは無理だよ…」と思っていましたが、妻とのテストプレイがきっかけで、「スクラップ&ビルド」を実行しました。

うちの妻は仕事や家事や育児が忙しく、あまり私とはゲームをしません。(私も同じ理由でゲームを遊ぶ機会がめっきり減りました…)。ですが、ゲームを創るには何十万円も必要で、家庭内決裁を取らないといけませんので、無理やりテストプレイに付き合ってもらいました。そして一言「カードをもっと自由に出せて、ブラフとかもかけやすくしたらいいんじゃない?まぁ、面白かったから創ったら?」と言い残して、また家事に戻っていきました。

『死神コイン』は自分用の13枚のカードのうち、天使のカードが6枚、悪魔のカードが6枚、死神のカードが1枚で、天使のカードは天使側にしか出せない、悪魔のカードは悪魔側にしか出せない、死神はどちらに出してもよいというルールです。これではカードを出すときに自由度が少なくなってしまいます。
そこで思いついたのが、天使と悪魔のカード枚数を減らし、どちらの陣営にも自由に出せる死神カードの枚数を増やそうということでした。最終版では18枚のカードのうち、天使のカードが2枚、悪魔のカードが2枚、死神カードが14枚です。このカード構成の変更に伴ってルールも大胆に簡略化し、煩雑と思っていたルールをばっさり切りました。そしてコンポーネントを一新して、テストプレイをしたところ、「いけるかもしれない」と自信が出てきました。このルール変更により、手札の偏りによる事故も軽減することができ、より遊びやすくなったのではないかと思っています。

スクラップ&ビルドを提言してくださった方と妻に改めて感謝したいと思います。
次回は「テストプレイのスタイル」についてです。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。