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アジャイルプロジェクトマネージメント [本]

まだ全部読んだわけではないのですが、「確実」と「再現可能」は違うという言葉が心に残りました。
会社ではISO9001を取得しているので、開発過程をすべてドキュメント化することになっています。その目的は「トレーサビリティの確保」であり、「開発の後から再現可能であること」が究極の目標だと僕は捉えています。
でも、開発の目的は「モノを確実に作ること」なんですよね。やはり「確実」さを求めていきたいものです。

アジャイルプロジェクトマネジメント 最高のチームづくりと革新的な製品の法則

アジャイルプロジェクトマネジメント 最高のチームづくりと革新的な製品の法則

  • 作者: 小野 剛, ジム・ハイスミス
  • 出版社/メーカー: 日経BP出版センター
  • 発売日: 2005/06/09
  • メディア: 単行本


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コメント 4

catsin

よくよく記憶を整理すると、この前ポシャッたのもアジャイルの匂いがプンプンするんだよね~。
うちんとこでは違和感(嫌悪感?)からかいまいち受け入れられない雰囲気だけど、客先行くと普通でしょ?
となっている可能性もあるなぁ。

ISO9001はなんで再現の話になるかというと、最初に作る人間と、量産する人間は違う(賃金、能力、etc・・)ということで、やはり工場がターゲットなわけで。
(何かあった(事故)ときの責任の宛先、もあるか。)

確実にモノを作る、ということはものすごく客観的にみると結果的に安くモノを作るに通じるわけで、最終的な到着点は同じだったり。
まぁ上にも書いたけど、うちらのやってる仕事と標準化の手法ってのは、適材適所とは言えないなぁ・・とは思いますわな。
アジャイルだろうがなんだろうが、道具だとおもうので、モノは使いよう、でしょうな。
知らないと使えないのも道具と同じなので、僕の分も勉強しといてください。(ふふ)
by catsin (2005-07-15 01:41) 

さとー

アジャイルって怖いんですよね。変化に対応するために、目標はあるけど具体的になっていない。だから「ホントにできるの?」って疑いを感じちゃうんですよね。
ま、できそうなところから取り入れていきましょう。
「ふふ」って言われても・・・。
by さとー (2005-07-16 21:43) 

catsin

発想はJavaに近いように思います。
変化に対応するのが怖い状態は、制御できるサイズにプロジェクトがサブプロジェクトに切り出されていない状態なので、
怖くない形・サイズに再度調整する必要があるはず。と。

全体を一つで見るのじゃなくて、複数のグループにわけて、それぞれにリーダ(サブリーダか)を置いて進行するのがこのスタイルなので、
まずそういった分割ができなければダメってことだと思うす。
怖いと思うのはそれがその時点で失敗しているということだろね。

ということで、まっとうにやろうとすると、余計に金がかかるように見えるので、
「そんな無駄なこと」という扱いになる。
無事に終わらせることで無駄を発生させない、と、無駄のないゼロ戦のような計画のいいとこ取りが必要ですな。
by catsin (2005-07-17 00:02) 

catsin

ついでに
やはりお客さんと一緒に進めると言うのもポイントで、
仕様や機能を明確にしていき、分割、詳細な設計をしていく、
という過程で要求を実現する構造を明確にしてその意味と理由を明確にし、
さらにそれを共通意識として共有することで、
今何を実現できて、何が無茶かをはっきりさせる、と。
これが重要なんだろね。

これは無茶でしょ?やるなら次の機会に実装するか、追加でお金必要ですよね?
と、言える様にしておくわけだな。
by catsin (2005-07-17 14:09) 

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